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いい塩梅

 今年はコロナに振り回された1年でしたが、来年はどうなるのだろう?ワクチン接種や治療技術の改善が進んで、より安心できる世の中になってもらいたいものです。

 「いい塩梅」とは、じょうずな味加減のこと。塩と酸味・甘み(梅干し)のどちらがきつすぎても今一つ、ちょうどよい加減の味付けがあるという意味です。

 コロナに関してはたくさんの識者・専門家が活発に発言し、ネットやテレビで取り上げられています。それぞれの意見にはうなづける点もあれば、それはちょっと極端では?という場合もあり、全体を俯瞰した意見はあまり見当たらないと思っています。

 そんななかで、この方の意見はなかなかいいなと思う記事を見つけました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e96847b61ebb2c48c32f299c27055fe76aff362b?page=1

 記事の中でご本人が「いい塩梅」を見つけることが大事だとおっしゃっていますが、その通りだと思います。医学の一分野に公衆衛生学というのがあって、まさに感染対策や予防のプロ、ほんとうならもっとこの分野の人たちに積極的に発言してほしいと思うのですが、多くの方たちが保健所などの行政に関わっていますから、なかなか思い切った発言ができないのかもしれません。

 専門家が専門に徹するのはとても大切なことです。と同時に専門家は自分の知識の限界をわきまえておかなければなりません。シンプルでわかりやすい意見は人目をひきやすいのですが、多くは全体の一部だけを見て物を言っているように思えます。バランスの取れた意見は地味に見えますが、より広い視野で物事を考えた意見は貴重です。

 感染症の歴史をひもとけば、どんな伝染病も必ず終息しています。絶えず流されるコロナのニュースに息の詰まる思いをしている方たちが多いと思いますが、地味に、着実に、少しづつ努力を重ねていくことです。来年がほんとうに良い年となりますように。

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