数年前から東海道を走ったり歩いたりする旅を続けています。今回は三重県の桑名から四日市・亀山を経て滋賀県の甲賀までを2泊三日でめぐってきました。
ホテルを出てみつけた桑名のマンホール。
ここが七里の渡し。江戸時代、東海道の旅は名古屋市内の宮から伊勢の桑名まで渡し舟を使うのが一般的でした。ここから出発です。
朝日が昇ってきました。
伊勢湾の眺めです。
むかしの人もこういう景色を見たのでしょうか。
これが蟠龍櫓(ばんりゅうやぐら)。復元されたものですが、江戸時代そのままの風景です。
街道沿いで見かけた神社。歴史を感じます。
四日市のマンホール。サルビアの図柄ですね。
ここで東海道は商店街の中を抜けます。今までの旅でも東海道がそのまま目抜き通りになっているところがありましたが、おしなべてさびれている印象でした。
杖衝坂(つえつきざか)です。松尾芭蕉が落馬したところ。
「歩行(かち)ならば杖衝坂を落馬かな」
急坂ですが、あっという間に登りました。
石薬師宿の碑。途中から設けられた宿だそうです。
第1回の文化勲章を受章された佐々木信綱先生の歌がここかしこに掲げられています。
名まえの基となった古刹・石薬師寺。
一里塚。4キロごとに置かれていた里程標です。
「庄野の白雨」で有名な庄野宿。この浮世絵を覚えている方も多いはずです。
さあ、亀山に入りました。
これも一里塚。本日はここ亀山で宿泊です。ほぼフルマラソンの距離を歩き、ときどき走りました。